【初心者向けガイド】スタジオ撮影でストロボを使用するときのカメラ設定についてわかりやすく解説

大阪本町にあります、レンタル撮影スタジオLUZZ STUDIO(ラズスタジオ)です。 

スタジオ撮影では、光が写真のクオリティを決める重要な要素となります。

その中でもストロボ(フラッシュ)の効果的な使用は、写真の質を飛躍的に向上させる秘訣と言えるでしょう。

 

この記事では、スタジオ撮影でストロボを使用して自然な写真を撮影する為の、カメラの露出設定とストロボの設定の基本的な流れを参考写真をベースに解説してまいります。

 

スタジオでのストロボ撮影の始め方

1.カメラの露出設定を決める

1-1.F値(絞り)を決める

まずは、「F値(絞り)」を設定して、ピント、ボケの具合を決めましょう。
これは写真の仕上がりのベースとなる設定なので、写真のボケの具合を変更する以外、F値変更する必要はありません。

  • 背景をボケさせたいなら、数字を小さくしましょう
  • 全体にピントを合わせたいなら、数字を大きくしましょう

【参考写真では】
背景のグレー壁をぼかし、モデルを際立たせるため F2.8 で撮影しています。

1-2.シャッタースピードを決める

次にシャッタースピードを決めましょう。

スタジオでストロボを使用する場合、「カメラとストロボの同調速度」と「被写体の動き」の2つの要素を考慮する必要があります。

・カメラとストロボの同調速度

ストロボは一瞬の強い光を放つため、シャッターが開いているタイミングとストロボの発光タイミングが一致しないと、
写真の一部が暗くなってしまうことがあります。これを防ぐために、シャッタースピードをカメラとストロボの同調速度に設定する必要があります

同調速度は、カメラとストロボの機種によって異なりますが、 一般的には1/60〜1/250秒 です。取扱説明書などで確認するか、カメラとストロボのテスト撮影を行って、同調速度を確認しましょう。

・ 被写体の動き

被写体が動いている場合は、シャッタースピードを速くする必要があります。

また、自身の手ブレを抑える目安は、「1/焦点距離秒」です。
例えば、50mmレンズを使用する場合は、1/50秒以上のシャッタースピードが手ブレを抑える目安となります。

【参考写真では】
被写体の動きはない一方、自身の手ブレを抑えるため、 1/100 にて撮影しています。

2.ストロボをセッティングする

F値とシャッタースピードを決めたら、いよいよストロボをセッティングします。

「ストロボを使いました。」な写真ではなく、イメージ通りの撮影を実現するためには、ストロボの光をコントロールする必要があります。

ストロボ光をコントロールするには

・ディフューザーを使用して光を柔らかくする

ディフェーザーを使用することで、ストロボの光をやわらかい光にすることができます。

やわらかい光とは、被写体の影のエッジ(暗い部分と明るい部分の境界線)が滑らかな事を指します。

やわらかい光になるほど、影はうすくぼやけ、被写体を自然に美しく際立たせることができます。

ディフェーザーにはソフトボックスやアンブレラがあり、これらを使用することでストロボの光を拡散させやわらかい光にコントロールすることができます。

【参考写真では】
ソフトボックス60cm×90cmを使用しています。

・ストロボの設定はマニュアルがおすすめ

スタジオ撮影ではストロボの光量設定は自身で設定するマニュアルをおすすめしています。

その理由は

  • スタジオ撮影では、環境光が一定の環境であるため
  • 被写体とストロボ、カメラの距離がある程度一定であるため
  • 光をコントロールすることで、イメージ通りの絵作りができるため

光量設定は、使用できるストロボの中間出力から

例えば、1/16~1/1で設定できるモノブロックストロボの場合、1/8で設定し、テスト撮影を行いましょう。上下どちらにも、調整変えられるので、迷った時はまず中間からスタートするように心掛けましょう。

撮影に慣れて来ると、だいたいこの明るさ暗さだったら、、、という感覚が身についてきます。

ストロボの光量設定は使用するストロボによって異なります。

【参考写真では】
今回の参考写真では、GODOX SK400Ⅱを使用。光量設定は1/16で設定し撮影しています。

 

3.光量調整と合わせてISOを調整する

ストロボは強い光を発光するため、ISO100~200程度の低い感度でも、十分な明るさで撮影することができます。ただし、

ストロボの光量が不足している場合やストロボが明るくなりすぎる場合は、ISOを組み合わせて調整をしましょう。

カメラの種類やストロボの種類によっても、適切なISO設定は変わってきます。実際に撮影を行いながら、様々なISO感度を試してみましょう。

【参考写真では】
調整を行い、ISO200で撮影しています。

 

以上が、スタジオ撮影でストロボを使用して自然な写真を撮影する為の、カメラの露出設定とストロボの設定の基本的な流れの一例です。

  1. F値を決める
  2. シャッタースピードを決める
  3. ストロボをセッティングする
  4. 必要に応じてISO値を設定する

 

まとめ

ストロボ撮影は、光をコントロールすることで様々な表現を楽しむことができる奥深い撮影方法です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、練習を重ねることで、自分のイメージ通りの写真を撮影できるようになります。

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住所


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大阪府大阪市中央区本町1丁目2番1号
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